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プロフィール
湯島太郎
湯島太郎
昭和22年生まれ・熊本・上天草湯島に
巣立つ 質実剛健を 養父に学び
それを信条とする。
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2010年11月08日

中津・耶馬渓・山国川・青の洞門と禅海和尚と罪の償い

中津・耶馬渓・山国川・青の洞門と禅海和尚と罪の償い
耶馬渓は 眺望成る英彦山の 山国川沿いに
その禅海和尚は トンネルを石鑿と槌を振るい乍
造り上げた像が 坐しておられた。
当の ”青のの洞門”は 勘違いで 
車で 通り抜けてところがそうだと思っていたが
余りにも 大きくて昔見た 洞門とは大違いであった
それもそのはずで その下の山国川沿いに
一部が 残っていた。その和尚さんの 鑿跡も
確かにあり 菊池寛の小説 ”恩讐の彼方にを”
思い出して その主人公 了海和尚は 殺人を犯し
この地に 托鉢の途中で住み着き 一人文経を
唱えながら この鎖渡し橋の難所を300mmも掘り進み
やがて 18年も過ぎる頃 讐と狙う青年が現れたが
その青年も 最後は 自分もその作業に加わり
約束の 完成後も 涙にむせぶ青年は 斬る事が
出来なかったと言う。それは罪えの償いであり
かよわき人間が成した偉業であり 言い伝えでは
30年もかかったと言う。
禅海和尚が そうであったとは思わないが
なぜか 自分の身の 細々とした罪の償いも 又
決着のついたところで この世を去りたいと思うのだ。

ご連絡はこちら 
ksrkhiroshi@yahoo.co.jp



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Posted by 湯島太郎 at 11:24│Comments(1)自然・風景・九州
この記事へのコメント
「切通し禅海坊敵討の目録」なる後の世に悪意を持って書かれた資料があります。それが菊池寛の「恩讐の彼方に」のネタ本になり、禅海和尚は、まつたく無実の旗本殺しの犯人にされました。もちろん、そんな旗本は実在しない架空の人物です。
問題は、いまだに菊池寛の「恩讐の彼方に」が史実として独り歩きしていることです。殺人は全くの冤罪だと断じて言えます。小説「女の洞門 禅海和尚秘話」に禅海の素性を可能な限り調査して書きました。
Posted by 桜田靖 at 2015年10月18日 17:10
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